小学一年生の宿題はどのくらいの量を毎日出されているのでしょうか?
もちろん、学校・先生によって違います。
慣れないうちは親が付きっ切りで見てくださいとは言うけれど。
親だってやる事たくさんあるわけで(苦笑
東北・関東に現役の小学校教師をしている友人がいたので、
長女が一年生になったタイミングで
「実際、小学一年生の宿題ってどうなのよ。多いの?」
って聞いてみました。
東北・関東で比べてみてください。
[char no=4 char=”ほしこ”]友達に教師いたから宿題とかの不安は
聞いて解消できたけどできない人もいるもんね。[/char]
一年生の宿題内容はこれだ!
「1年生で一体何の問題がだされるのか?」
めっちゃくちゃ疑問でした。
まだ勉強が始まったばかりで毎日何をだすのかって。
[char no=4 char=”ほしこ”]ねね。宿題ってどんなの出すの?[/char]
[char no=”5″ char=”東北の先生”]ひらがな練習1P分
プリント一枚(日によって教科は変わる)
音読
だよー。初めから多くは出さないよw[/char]
[char no=”6″ char=”関東の先生”]国語のプリント1枚
算数のプリント1枚
音読
だよ。毎日こんな感じかな。[/char]
もちろん、住んでいる地域、学校によって量は違うので
あくまで目安として見てくださいね。
で、返事を聞いた私の感想は
音読って必須なんだなぁでした。
[char no=”5″ char=”東北の先生”]文字も覚えるし、「読解力」がつくからだと思う。[/char]
[char no=”6″ char=”関東の先生”]算数も結局は「読解力」必要になってくるしね。[/char]
なるほどなぁ。
しかし、しっかりした先生になったなぁ。わたしゃうれしいよ。
また、
最初のうちは、先生の名前とか学校で習った事を
おうちの人に教えるのが宿題という先生もいたそうです。
どの先生もいきなりドドンと多くやらないんだってわかって安心しました♪
(後半に実際の一年間の宿題事情をメモしました)
宿題に込められた先生たちの想い・考えとは?
宿題の量は先生によって本当に違うみたいで、
できるところまで頑張ろうっていう緩めの先生もいれば、
これから高校受験に向けて
勉強の習慣を徹底的に身に着ける必要がある!と言うアツい先生もいます。
それでも集中してやれば
1時間くらいでおさまる量にしていると私は思いました。
「むしろ、1時間でこの量をこなせる集中力を付けてほしい。」
という先生方の期待が宿題の量となって表れているのではないでしょうか。
昔は全然宿題がなかったんですけど、
今はもう、低学年から「勉強を習慣化する」ことを意識してるんですね。
一年生から宿題をそんなにたくさんする意味ってあるの!?
先生によっては宿題を多くだす人もいるのもまた事実。
一生懸命、子供にやらせる親の負担を少しは考えてほしいもの。
過度な宿題はさすがに私も文句言いそうです。
子供にだって遊ぶ時間は欲しい!(/ω\)
そもそも一年生から宿題をやらせる意味ってあるの?ってなりません?
つきっきりで夕飯の支度を後にして、
遊びたいっていう子供を泣かせて宿題やらせるのに何の意味があるのか。
自分なりに少し考えてみました。
子供は今たくさんの事を吸収・習慣化するチャンスタイム突入中
ちょうど6~7歳の時期の子供は、
論理的な思考・認知力が特に発達する時期なんだそうです。
沢山の事を自分から学び、得た知識を整理して
そこで感じた自分の意見・疑問をもつ力が論理的な思考です。
例えば、
プリキュアのグミの味を知りたい!
↓
食べてみる
↓
自分の気持ち。疑問をぶつける。
「美味しかったー、他にどんなお菓子がでてるんだろうね!」
(…沢山出てるけど買わないよ、長女よ)
認知力というのは、「知って認める」=暗記です!簡単にいうと^^
つまり、小学一年生は、
この二つの力を鍛え始めるのに適した時期なんです。
鍛えるためには「毎日の勉強」が大事になってくる
論理的な思考を鍛えるには
論理的って聞くとなんだか難しそうなイメージになりがちですが、
要するに、
「自分で調べて学び」
「そこで得た知識を整理して」
「自分の意見・さらなる疑問をまとめる」
ということです。
自分で調べて学ぶには文字を読み、意味を理解する読解力が必要です。
その読解力をつけるためには「音読」が必要ですよね。
読解力があれば、知識をどう整理し、まとめたらいいのかも
少しずつ身に着けられるというわけです。
認知力を鍛えるには
認知する力、つまり暗記ですね。
言葉をどういうものか理解し、覚える。
そのためには、実際に物を見て体験してみたりするとなお良いですよね。
このさき、複雑な計算も公式を暗記したりすることもあります。
何度も反復で覚えていく事が必要なので、文字を書く、計算をすることで鍛えられます。
こんな風に考えれば、宿題もあながち無駄ではなく、
効率よく学び、「勉強する」習慣を身に着けられるものと受け入れられませんか?^^
追記:小学一年生の勉強を1年付き合って思った事
一番初めは、「先生の名前を憶えておうちの人に教える」のが宿題でした。
2週間くらいすると、プリントが1枚配られ、
運筆やひらがなの練習をしました。
ゴールデンウィーク明けには、プリント一枚に音読がスタート。
しっかりできたか確認するための「しっかりカレンダー」という紙が配布され
終わったら書き込むというスタイルでやっていました。
冬休み明けには、プリント、音読に加えて漢字練習がノート1P分加わりました。
徐々に増えてはいるものの、平均して1時間以内で終わり、
公文の勉強に入ってましたね^^v
授業の進み具合に合わせて先生が工夫して宿題を出してくれているので
毎日の勉強は付きっ切りではなくなりました。
ある意味、ラッキーだったのかもしれません。
小学1年生の宿題量は多い?現役の先生にこっそり聞いてみたについてのまとめ
宿題の量についてお話しました。
いきなり多くの宿題を出されるわけではないようで一安心^^
まぁ、徐々に増やされはしますが、
授業の時間(約45分)+15分の1時間でできるくらいの量が平均だなという印象を受けました。
宿題を多くだす先生たちの想い・期待も予想してみました。
子供の発達において、この1年が勉強を習慣化する土台作りが大事だと感じました。
とはいえ、子どもがやる気をだしてくれないし、無理に促したくもない
そんな親の気持ちもすごくわかります。
子供に上記のような説明をしたって理解してくれませんからね。きっと。
親がまず理解していただければ、いいと思います。
どんなに工夫をしても1時間以上かかってしまうのであれば、
先生に相談し、できるところまでという事にして
子供のやる気を出させることにまず集中したほうがいいのかもしれません。
後日「子どものやる気をアップさせるコツ」について記事を作りますね^^お楽しみに♪