- 年長の間にやったこと
- 春休みにやったこと
- 学校生活が始まってからの様子
についてお話しますね。
あくまで私の住む仙台市内でのことです。
市区町村により微妙に制度や対策がちがう可能性があります。
また学校によっても教育方針がことなります。
では参りますっ!(/・ω・)/
次女が小学校に入る前の状態
自閉症スペクトラムで、中度の知能障害があります。
簡単に説明すると、「見た目は6歳。中身(頭脳)は3歳未満」です。
例えば、複雑なお願いの理解力がないです。
これは3歳前半くらいならこなせるらしい。(個人差はあります)
例)
ゴミを拾ってゴミ箱に捨ててください
次女の場合↓
ゴミを拾ってください。
(拾ったのを確認後)
ゴミ箱に捨ててください。
お話は普通にできますが、難しい言葉はあまり使えません。
また、癇癪を起こすと立ち直るまでに時間がかかる時とかからない時があります。
身体的には問題はなく、運動もそれなりにやります。
が、競争心がまったくありません。
コミュニケーションはできたりできなかったり…ですね!
年長までの間にやったこと
小学校に入ったら、環境がガラリと変わります。
入園当時はかなりグレーゾーンで診断もされていない状態でした。
普通級・支援級どちらでもいいように年中から準備を進めました。
やったことは下記の通りです。
- 支援センター主催の教室に参加し、先輩意見を聞く
- 同じような子のママたちと情報を共有する
- トイレの練習
- 療育手帳を発行
- 就学相談に参加
- 学校見学(2~3回)
- 放課後デイサービスの訪問
- 授業体験
3年間かけてやったのでそんなに大したことはないかなと(*‘ω‘ *)
ちなみに授業体験は学校側からお声かけいただきました。
1~2時間目の授業を次女に体験させました。
内容は下記の通りです。※学校により異なります。
1時間目 | 朝の会・あいさつ活動・運動 |
---|---|
2時間目 | 国語 |
1時間目は朝の会をじっくりやっていました。
今日の流れ、放課後はだれが迎えにくるのか、デーサービスなのかなど細かく伝えていました。
その後、職員室へ行き、校長先生や教頭先生と朝のご挨拶。
そして、体育館へ運動をしにいきました。
2時間目は国語です。
全員である程度の内容を進めたら、個々で課題を行うという形式でした。
子供たちに合わせて用意しているのだそうです。
春休みにやったこと
春休み中は、放課後デーサービスを利用開始しました。
慣らしで午前中から行いました。
放課後デイサービスの方針は次女に合うようで、毎回楽しそうに帰ってきます。
楽しすぎて、帰りたくないという程に・・・(‘ω’)
学校へは、授業見学の時点で大丈夫そうだとお互いに判断していきませんでした。
無理やり何かするわけでもなく。
ただ、学校に行くということ、放課後デーサービスに通えるということを認識だけさせました。
楽しみだねーと声かけたくらいですけど、これって結構大事だと思ってます(´・ω・`)
学校は楽しい、放課後デイサービスも楽しい。
新しく何かができる場所、新鮮な場所と思ってもらえるのが狙いです。
就学前説明会で言われていた最低限出来て欲しいと言われた内容はスルーしました。
字を書くとか、トイレをきちんと流す…とか。
学校生活が始まってからの様子
入学式は先生に連れてもらいながらではありますが、きちんと出席。
いい子に座って最後まで立派でした(*‘ω‘ *)
実は特別支援級、親の送り迎えが必須なのです。
1人で行って帰ってこれるようになるまではかなりの時間がかかるそうです。
いつか行けるのかドキドキしつつ…
学校生活1週間~1か月
- 癇癪・泣きが激しくなった
- 疲れやすくなった
- 夜泣き数回、おねしょも数回
- 迷子になっていたw
- ヘロヘロ文字で読めない…
先生も赴任してきたばかりで右往左往でした。
もちろん次女も右往左往です。
不安になって長女のクラスまで行こうとして迷子。
長女のクラス担任に発見されるという事件がありました。
学校生活1か月~2か月
- GWを挟むも癇癪が減った
- 運動会の準備を頑張っていた(水ぼうそうで参加できず)
- 絵本が好きになった(読めないけど絵を楽しんでいる様子)
- 給食の報告をするようになった
- おしゃべりがすごくなった
- 自我が強くなった
- 文字が少しずつ形になってきた
今までの癇癪と違った感じ。次女が起こっている理由がはっきりわかるようになってきました。
けっこう大きい変化なんですよ。
わけのわからない癇癪で不機嫌になられて、なだめるのにすごく苦労していたんです。
今では、わかるので受け止めて共感してあげることができます。
また、おしゃべりがうまくなってきたのと個性がでてきている面が見て取れるようになりました。
この2点はめちゃくちゃ嬉しかったー!
まとめ
幼稚園でやってきたことは、学校にいつでもいける環境づくりを手探りで続けた事です。
自分から動かないと情報はやってきてくれませんから…。
「子供の個性として受け入れつつ、どんな環境が望ましいのか」
これだけを意識していました。
沢山のアドバイスもいただいたし、話し合いも(そこそこ)しました。
結果、小学生になってからの環境の変化にすんなりと慣れ、学校生活をとても楽しんでいます。
「勉強がんばるねっ!」という次女の笑顔を見る事ができて、すごく良かったです。
たった2か月の経過報告ですが、ちゃんと1年生やれていますよー!
またいいご報告ができればと思います♪( *´艸`)
それではまた。