子どもって兄弟姉妹によって好き嫌いが違っていて困ってしまいますよね。
人間なので好みがあるとは思います。
あまりに好き嫌いが多いのも栄養がちゃんと取れているのか不安。
何で食べないのと怒ってしまったり・・というのもあると思います。
我が家はというと、食事面では気にしたことがないんですよね。
おかげさまで体重は平均ぎりぎり^^;
よく食べる子に育っております。
実は自己流ではありますが、ちょっとしたポイントで子どもたちの好き嫌いを緩和しています。
色々調べて具体的にどうすればいいんだと迷った際にお役立てくださいね。
子どもの好き嫌いはなぜ起こるのか?
そもそも子供の好き嫌いはなぜ起こるのか?気になりますよね。
ネットで調べてみると、
- 本能(自然界において酸味や苦みは腐敗した・毒のある食べ物」と含まれることもあり、自分の保身のため)
- 体調によるもの(たまたま食べた時に吐いた、腹痛になったなどのトラウマ)
- 生活環境(親も好き嫌いがある)
- 臭いに敏感
- 初めて見るものに戸惑う
等々たくさんあります。
色々な原因が重なったりするので、必ずこれだ!と特定することは難しいですよね。
全体的にざっくり言うと、
大人にとって美味しいと感じてても、「子どもからしたら好きじゃない味・食べ心地」なんだと私は考えます。
私自身、親が困るほどの好き嫌い女だったのです。
山菜・キノコは全部だめ。
ネギ・ナス・ブロッコリー・オクラ他・・・野菜類多め
魚は魚卵がすじこより小さいものは嫌い。
ウニ嫌い。・・・
書き出したらキリがないくらいでした。
毎食父親に叱られていた気がします。
だからね、わかるんです。ダメなものはダメって。
今ではだいぶ減りましたが、いまだにネギまは苦手です(´・ω・)
子どもの食べ物の好き嫌いはしょうがない!でいい。そこからどうするかが大事
正直な話、大人にだって嫌いな食べ物がある人はいるんだから、子供にあって当然じゃないって思うんですよね。
初めての見たことがない食べ物は、大人だって食べるのをためらいます。
子どもにとっては、大人が見慣れている食材も初めてのことだらけ。
例え大好きなママが作ってくれた料理だとしても、慎重になってしまうものです。
嫌いなものは食べなくたって生きています。
多少食べてもらわないと困るけどすぐ死ぬわけじゃないし、誰もが通る道なので安心してくださいね。
子供に嫌いな食べ物が出てきたとき、「どうするのがいいのか」と考えることが大事なんです。
好き嫌い克服方法①原因を予想する
子供が食べ残した時、何の食材に手を付けなかったのかチェックします。
そのうえで、子どもにとって何が苦手なのかを予想します。
例:ピーマン
- 苦いのかな?色かな?(今まで緑色のもの食べていたかどうか思い出してみる)
- 触感?(太く切り過ぎた、細すぎた、焼いた、煮たことによる食べた時の触感が気に入らなかった。生理的に無理だったかも?)
- 見た目?選んだ料理ミス?(ピーマンの肉詰め、でかかったのかも?)
話せるお子さんなら聞いてみるのもありですね。
「ピーマン食べにくかったかな?」と聞くと感想を言ってくれると思います。
ちなみに長女はピーマン大好きです。チンジャオロース大好物。
次女がピーマン嫌いです。
好き嫌い克服方法②予想した原因を踏まえ、調理方法を変える
嫌いな食材を見た目だけで判断してほしくない想いを込めて
①で予想した原因を踏まえ、調理方法や味を変えていきます。
例:ジャガイモ
予想した原因→煮た時のホクホク・むっついのが嫌と予想。
- ミキサーにかけてカレーと一心同体にしてみる
- 前よりも小さく切ってみる
- カレーライスに入れずに副菜としてポテトフライを作る
チャレンジした料理の結果→カレーはミキサーにかければ跡形もないので食べるが、母親がめんどくさがり屋のため続かず。ちいさく切っても食べなかった。
外側がカリッとしていればジャガイモは大好きという事が判明。
姉妹ともジャガイモは苦手でしたがポテトフライだけは大好き。
長女の方は、小さめに切った時にチャレンジしてもらったら食べれたので、成長とともに次女も克服できるだろうと判断。
これ以上模索はしませんでした。
好き嫌い克服方法③調理したものの反応と改善。
初めて調理して出す料理に子供たちがどう反応するのか見る。
- 一口食べる・食べない→見た目がNGと判断
- 食べたがそれきり→味が好みじゃない。ソースかも?
これだけでも次に活かせます。
例:ハンバーグ
パパが作ったハンバーグを食べない。一口いれて出した。
→ソースが色々なスパイスが入っているこだわりのもの。ケチャップならいけるかも?→成功!
例:お好み焼き
オーロラソース(マヨ:ケチャップ:ソース)NGだったので、ケチャップオンリーにしたら食べた。
上記の例2つは次女の場合です。
発達障害の子は感受性が高く、臭いや刺激のある味に敏感な子が多いらしいです。なのでシンプルが一番いいと判断しました。
好き嫌い克服方法④食材を買う時は一緒。手伝ってもらう
できれば一人でやりたい買い出しですが、
たまーに子供たちを連れて、食材調達をしてみましょう。
子供に食材を見て、選んでもらうことで、
「自分が選んだ食べ物が料理になる」という楽しみがあります。
時には料理を手伝ってもらうのもありですね。
ただ、怒ってしまうと逆効果なので、気持ちと時間にゆとりがある時に1日かけてやるぐらいの気合で行いましょう。
例:豆苗
苦手な理由→草味が気になる。触感などかなと予想。
チヂミの材料として使用することで改善。切って混ぜて焼くだけなので子供でも手伝えます。
結果→チヂミにはポン酢またはケチャップでなら食べれる。
好き嫌い克服方法⑤サプライズで知らないうちに嫌いな食材を食べさせる
ハンバーグやキーマカレーでよく使うんですが、相手に気付かれないくらい細かく粉砕して料理に加えることをしています。
例:ナス
紫の皮が食欲を半減させていると予想。
皮をむいて細かくしてキーマカレーに入れた。
普通に食べたので「実はナスはいってますよ!おめでとう!食べれたね!」と誉めたおす。
結果→ナス食べれるんだと自信がつくがカレー以外はまだ無理。
※注意※アレルギーが考えられる場合はオススメしない方法です。
他にも子供によって克服方法は様々。ママなりの工夫を心がけて
いつかは、好みが変わって食べれなかったものが食べれるようになるものです。
もしかしたら、お友達の家にお泊りのタイミングとか
お酒を飲むようになってからとか、出産のタイミングでとか、
環境の変化によっても食べ物の好き嫌いは変化します。
好き嫌いが多すぎて心配な気持ちも心配させてきたという気持ちも私はすごくわかります。
好き嫌いが多かった私から子どもの代わりに言わせていただくなら
「今の時点で味・食べた触感などが自分好みじゃない」だけです。
確実にその食べ物が嫌いってなったわけではないので、調理方法を変えれば食べてくれるかもしれないです。
子どものために、ママなりの工夫を心がけてみましょう。
ちなみに私は、
嫌いなものでも一応出しています。何より食卓は楽しく。
食べてもらえなくてもいいんです。
美味しく食べている様子を見てもしかしたら食べてみようと思ってくれるかもしれませんから^^
子どもの好き嫌いの克服方法(自己流)。我が家はこれで食事が大好きについてのまとめ
克服方法はすでにやっている人もいるかもしれません。
いつかは食べれるようになる
とは言いましたが、あまりに食べなさ過ぎて病院へ相談している方は、先生にアドバイスをいただきながら、子供に良い方法を探してみてくださいね。
子どもの好き嫌いで心配なのが栄養面も嫌いな食べ物に含まれている栄養分を他の食材で補えばいい話だし。
深刻に考えずに少し気を楽にしてもらえたら幸いです。
子どもは匂い・味に敏感ということは、ママのご機嫌にも敏感ということです。
食事にイライラを募らせては子供も食べるのが苦痛になります。
一口チャレンジしてくれたらそれでよしでいいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。