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発達障害

発達支援教室で学んだ「感覚統合」を知ってるだけで、イライラが減る可能性あり

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発達障害児を持つ親のために発達支援センターでは様々な活動を行っています。
自治体に寄りますが、私が通っているところでは、

  • 発達をよりよく知るための情報提供(勉強会)
  • 先輩ママによる体験談や就学についてのお話
  • 日頃のママたちの疑問・不安を話す(交流サロン)

などが行われています。あとは個別に相談ですね。

私は、次女が3歳の時に発達障害児であると知ってからできる限り参加しています。

今まででたくさん覚えた事がありますが、

「覚えてたらなんだか納得できてイライラが減ったのに」
「なんだ、この子の頭の中はパニックだったのか」
「私の子は音に敏感なのがなぜかわかった!」

と感じた事をメインに話します。

ほしこ
ほしこ
うちの次女(現在5歳)の事も書いています。
具体例として参考になるので読んでみてね。
発達障害についての記事一覧を要約したものをはコチラにまとめているよ!
子供の発達障害まとめ【我が子のケース|自閉症スペクトラム障害】

感覚統合について知ろう!


感覚統合と言われても専門用語感が半端ないですよね。

私もプリント両面印刷8枚分にびっしりある資料を渡された時は、これ母親が覚えるべきことなの!?って疑問でした。

でもグッとその気持ちはこらえて欲しい><
私なりに簡単にしてまとめました!

感覚統合は脳が関係している

感覚統合とは「脳のシステムの一部」です。

  • 目で見て感じている
  • マウスまたは指でスクロールしている
  • コーヒーなど温かいものを飲んで「あちっ」と感じる

など他にもたくさんありますが、
貴方が感じている事全てが「感覚」です。

この感覚を脳に運んで整理整頓してくれるのが「感覚統合」です。

どんな感覚があるの?

触覚、視覚、聴覚、味覚、臭覚などの五感があります。

更に加えると、

固有受容覚(手足の状態、筋肉の伸び縮みや関節の動きを感じる感覚)
前庭覚(体の動きや傾き・スピードを感じる感覚)

も加わった合計7つの感覚があるとされています。

要するに?

感覚統合は、何をするにも必ず感覚が動いた上で脳が整理・分類してやりたい事をコントロールしてくれる機能なんです。

なので、

誰にでもあるものです。

ほしこ
ほしこ
この感覚統合という体系を作った人はアメリカの作業療法士さん。
1950年代にLD(学習障害)児の学力や学習態度の問題点を神経生理学の立場から研究しようとしたのが始まりなんだって。

発達障害児と感覚統合

まずは発達障害について復習をしましょう。

↓おさらい↓

発達障害とは、

その子供の発達の進み方が早い所、遅い所があって(これを発達の凸凹という)、
内容によっては苦手だったり、うまくできないことが増えて
生活や仕事で困ってしまう事をいいます。

これは生まれた時から持っている特徴で、
ある日突然そうなったり、努力しないからなったりするものではないんです。

→詳しくはこちらの記事

すごく簡単にまとめたので詳しくは記事を読んでくださるとうれしいです。

ほしこ
ほしこ
では、少しずつ見ていきましょう。
次女の例をピックアップしましたよぃ。

どんな点から適応行動や社交性がうまくできてないのか?

次女の困った点はこちら

  • 集団行動が苦手(今の幼稚園ならましになってきたほう)
  • ちょっと不器用(エジソン箸も4歳くらいになってからましになったほう)
  • こだわりがある、ものの置き方にこだわる
  • 遊びがしばらくパターン化する
  • 耳かきが嫌(寝てても嫌がる。たぶん耳かきが入った瞬間の「かさっ」が嫌い)
  • 長袖ジャージをきたがらない(←ガチで困ってる)
  • 人込みが苦手、仕切られた空間苦手
  • 理解力はあるが会話が成立しにくい

等々、取り上げたらきりがありませんがこの辺で(笑

友人の子は工事音などの音に過剰に反応してしまう事もあるとか。
聴覚に関してはあまりないかな。

本人的には、どんな状態になっているのか?


ぶっちゃけ、てんぱってます。

「ホント、ワケわかんない。もういっぱいいっぱい。限界無理!!」と<大混乱している状態です。

本人は実際に口にはしませんが、内なる声はそんな感じなんだと思います。

脳内は、反応の処理をしきれず、ショートしやすいため、奇声を発したり、突然教室から出ていったり、泣いたりするんです。

こんな時に怒ってしまっていた過去の自分をマジ殴りたいです。

子供なりに一生懸命やってくれているのになぜ待ってあげれないんだって。
この子にいいサポートしてあげられないんだって。

ね。反省駄々洩れですね(苦笑

感覚統合を通じて知るべきこととは?

感覚には、人間の行動・姿勢・運動・動作・態度をコントロールしている重要なものがあります。

「固有覚」「触覚」「前庭覚」です。

さっき話した次女の苦手な事も、
この3つの感覚が少しトラブっていると予測できます。

予測できてもどうしたらいいかは正解がわからないんですが(ヲイ

でも知らなかったら、ずっと「いつまでたってもうちの子はダメだ」とか、ずっと絶望して不安と戦い続けてました。

「感覚統合を通じて知るべきことは、発達障害児には過敏または鈍感な感覚がいくつかあることも考えられる」

という点です。

発達支援教室で学んだ「感覚統合」を知ってるだけで、イライラが減る可能性ありについてのまとめ

感覚統合についてお話しました。
実はまだまだ覚えて欲しい内容もあったのですが、
一気にご紹介してしまうのは疲れさせてしまいます^^;

ほんの一部ではありますが、最後まで読んでどう感じましたか?

「この子がアレを以上に嫌うのは、感覚が過敏だからなのかもしれない」
「怒っていたことでさらに混乱させてたんだ」

と感じていただけたなら、記事を書いてよかったと思えます( *´艸`)

ほしこ
ほしこ
私はこんな本も読んでいるよ。

発達障害と言っても、子供によってやっぱり症状や特徴は違います。
似ている事はあるでしょうが、やっぱり全く同じという事はないんですね。
子供の成長の過程である特性が見えてきた。「この場合どう対応するのがいいのだろうか?」って考えた時に参考になります。
また、親としてどう子供と向き合っていくのがいいのかなど色々な内容が書かれています。
やっぱり支援センターで資料をもらって話を聞いてもパッとしないものです。
そりゃそうです。できるだけ分かりやすく親の気持ちも配慮して一気には教えないようにしてくれているんですから。
個人的にこういう本は何冊か持っていたほうが勉強になりますね^^

最後に・・・

教室で教えてくださった作業療法士さんの言葉。

「感覚統合だけではすべて語れないのが発達障害」

(/・ω・)/まじかーーー!!!

最後までお読みくださりありがとうございましたw

ほしこ
ほしこ
うちの次女(現在5歳)の事も書いています。
具体例として参考になるので読んでみてね。
発達障害についての記事一覧を要約したものをはコチラにまとめているよ!
子供の発達障害まとめ【我が子のケース|自閉症スペクトラム障害】