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子育て

オムツが取れない4歳児とママの奮闘。焦らずじっくりいこう!

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オムツが取れない4歳児とはまさにうちの次女の事だったりします。
周りや同じクラスの子供たち、
年下のお友達が次々とオムツを卒業する中、
うちの次女だけは4歳6か月たった今も卒業していません。

我が家の場合の原因と対策、経過をお話しします。

オムツが取れない4歳児、原因はおしっこをためることができない

オムツはずしのためのトレーニングを始めたのは
3歳を迎えるちょっと前くらいでした。

パンツに代えても1時間もたたずにジョー。
何回か繰り返すとパンツを拒否してオムツをねだる娘。

うーん。これは無理だと諦めて中止。

以前、福祉センターにも2歳半頃に相談した時に、

「たぶん、おしっこを貯める機能がまだ準備できていない」

と言われていたのを目の当たりにしたんです。

おしっこを貯めることができないとは?


大人であれば、おしっこをしたいと思っても、我慢できるようになっていますよね。

大人には簡単な事ですが、
実は、このおしっこを貯めるというしくみは、複雑なんですね。

おしっこは腎臓で作られて膀胱に貯まります。
たまってくると、脳へ信号が送られて初めて
「おしっこをしたい」と感じることができます。

おしっこをしたいと感じたら、
「じゃぁ、おしっこしちゃいなYO」と
今度は脳から膀胱へ信号が送られます。

膀胱は「OK、だすわー」と尿道を通り体の外へおしっこをだすという仕組みです。

この一連の流れは、「反射」といって意識されずに体の中で行われている生きるために必要な流れの一つです。

反射によって膀胱におしっこがたまったら垂れ流しにされるのは、大変ですよね。
でも成長するとしたくなったらトイレに行くまで我慢することができるようになっています。

なぜかというと、おしっこをしたいという反射に対して、
大脳が「ちょっとまって!移動すっから!」と
膀胱に我慢させる信号を出されているためです。

この反射と大脳のストップ機能?が組み合わされた複雑なしくみなんですね。

うちの子はこれがまだ準備できていない段階だということ。
これが主な原因でした。

年少の3歳の間は、とにかくこの子が
トイレを嫌いにならないように
みんながやっている様子を理解してくれる時がくるように
幼稚園の先生に協力をしていただきながら過ごしました。

おかげで、トイレはどういう所かはわかるようになり、
トイレでやる流れは覚えてくれました。

それでもオムツは取れないまま、4歳になったのです。

オムツが取れない4歳児のためにママがしたこと。


とにかく、幼稚園の先生には申し訳なかったのですが、
引き続きトイレトレーニングを進めていきました。

お互いに今日はこれができた、できなかったけど頑張ったという報告をし、
どうやったらこの子に合ったトレーニングができるのかを模索しました。
たくさんのママ友さんにオムツを外すためにやった工夫などを
聞いて回りました。

・とりあえずパンツをはかせる
・おまる大作戦
・ご褒美作戦

一番衝撃を受けたのが

ノーパンタイム発動

Σ(゚д゚lll)ガーン、そ、そこまで覚悟が必要!?

この他にも、たくさん聞かせていただきました。
教えてくれたことにただただ感謝でした。

色々と考慮した結果、

初めに思い切ってノーパンタイムを選びました。

そこから色々と組み合わせて、この子にあった方法を見つけていこうと思ったんです。

オムツが取れない4歳児にノーパンタイムを設けたら

ノーパンタイム。
ダメです。

何がダメって、娘のおしりの魔力がすごくて
つい、触り続けたりペチペチしたりと
エロ親父並みに怪しいママになってしまいます。

あと、やらかしちゃった瞬間の落胆が激しい

あれ!おしっこしてると混乱した時に、
おしっこエリアにうっかり踏み入れるという精神的ショック

これをみんな乗り越えたなんて神なんですけど!?|д゚;)

というショックがでかかったです。

その時は怒る気力もなくなり、
黙々と片付けていました。

でも、これをキッカケに
次女に変化が現れたんです。

おしっこを我慢しすぎるようになる子供。


ノーパンタイムの時に思いっきりやっちゃってから
娘はおしっこをすごく我慢するようになりました。

今までは1時間おきに少しずつしていたのに、
2時間、3時間と我慢していて、
おしっこをしたそうなポーズをもじもじとするようになったんです。

おしっこをその場に漏らさないように
頑張るその姿は健気だけど、
我慢しすぎて膀胱炎にならないか逆に心配になりました。

これまで何度もおしっこをあちこちでされてきて
やっと吹っ切れた私は、次にどうしようか考えました。

オムツが取れない4歳である子供の性格に合わせて作戦変更

もじもじポーズをし始めたら、声掛けで「トイレに行こう」と誘う。
嫌がれば無理にせず、向かったら一緒についていきます。

とりあえず座ってみようと促し、いろんな座り方をさせてみました。
トイレの蓋に向かって座る
補助便座を置いて座る
普通に座る
今の子供にとって何がやりやすいか見守りました。

ちなみにおまるは興味を示さず、踏み台とかはトイレが狭いのでやってませんでした。

座ってくれるようになったら、
子どもの好きなキャラクターを演じてごっこ遊び。

「ちっちができるおまじないを一緒に言おう」
「おはよう、今日もちゃんと座れたね、偉いね」
「ちっちができたらかっこいいぞー。何かもらえるかもよ」

など思いつくことは何でもいいましたね。

トイレで緊張しておしっこがでなくなるよりは安心できるかなと思って。
家事の時でもとことん付き合ってあげようと覚悟を決めました。

30分たってもできずに諦めた時もありましたが、
座っただけでもすごいよ、ありがとうねと言い、
責めませんでした。

この作戦を続けて、ご褒美シール大作戦も効きそうだと踏み、
大好きなキャラクターシールを買ってきました。

オムツはずしの実践経過。少しずつスムーズにできてきた!

ノーパンタイム3日くらい(20分~40分が限界でしたorz)

声掛けとごっこ遊び

ご褒美シール

を続けた結果、徐々にトイレで成功する日が増えてきました。

昨日より今日、今日より明日!どんどん経験を積んで、
オムツを外しても大丈夫なようになってくれたらと思います。

今後も周りや親の声は気にせず、
この子のペースでやらせていきます^^

オムツが取れない4歳児とママの奮闘。焦らずじっくり!まとめ。

オムツが取れない4歳の原因・対策・経過を
我が家の場合、こうだったというお話を中心にしました。

子どもの成長、個性によって原因がちがいます。
なぜオムツがはずせないのか?と悩んでいると思います。

悩んでいる人はたくさんいます。

早くオムツを卒業したくても
子どもの心や体の準備ができていないからできないこともあるのです。

以前、なかなかトイレトレーニングをしない義母が
「さっさとパンツにしないからはずれないんだ」と言わんばかりに
勝手に娘にパンツをはかせていました。

「トレーニングは少しずつ、娘に合わせてしています」とだけ説明してました。

説明を受けていたにもかかわらず、やっていたので黙っていたら
案の定、娘は玄関で盛大におしっこをしました。

そこで初めて私は義母に
「この子のペースに合わせたい。無理やり続けてトイレを嫌いにさせたくない」
ことを説明したのです。

普通じゃないってそういうことなんですって、説明しても
旦那と義妹を2歳までにオムツを外したと自負する義母にとっては
イメージがわかないもの
なんです。

理解してくれるのは大変かもしれないですが、
親子で辛い思いをしてトイレトレーニングに励むより、
楽しく、穏やかにできるトイレトレーニングの方法を追求するべきです。

前よりはちょっとでもできた。と子供自身を認めてあげることが、
子供にとって一番の薬になるのではないでしょうか?

こんな話ですけど、参考になると嬉しいです。